環境のサステナビ リティ

 
 
 

当社は、環境管理におけるベストプラクティスに沿った行動や慣行を追求し、当社の運営およびより広範なバリューチェーンの両方において、当グループが自然環境に与える影響を軽減させるよう努力します。

環境への影響

サプライヤーには、自然環境に与える影響を積極的に認識し、理解し、回避に向けて積極的に努力し、最小限に抑え緩和させることを期待しています。

実現可能であれば、環境ポリシーおよび管理システムの構築も期待します。

環境への影響には、空気、水、地面および森林への排出、資源の利用、天然資源の消費および廃棄物管理の実践に関する影響があります(が、これに制限されません)。

該当する場合には、森林伐採防止や生育環境の細分化など、生物的多様性の 保護、および絶滅危惧種の保護に配慮してください。

Quick Links
  • 環境管理
  • 気候変動への取り組み
  • 廃棄物を無くし、循環型 経済に向けて前進する
  • 生物多様性と 森林の保護
  • ウォーター スチュワードシップ
  • スコープ3 排出量とは?
 

環境管理

当社では、環境への配慮を製品の設計、運用、および/またはサービスの提供に統合し、環境管理に適用されるすべての現地法および規制要件を遵守することをサプライヤーに期待しています。 これらの取り決 めには、サプライチェーンも含める必要が あります。

そのために、持続可能性ポリシーと慣行をビジネス戦略と運用に統合することが含まれる場合があります。

サプライヤーは、ISO 14001または同等のものを使用して、環境管理基準と実践を実施することにより、適切かつ実行可能な場合は、環境パフォーマンスの継続的な改善に取り組む必要があります。

さらに、サプライヤーには、科学的根拠に基づく目標イニシアチブ(SBTi)、科学的根拠に基づく目標ネットワーク(SBTN)、カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(CDP)などのイニシアチブを通じて、その業績と進捗状況を報告し、公表することを奨励しています。

当社の運営、製品およびサービスの環境への影響を軽減できるよう、(要求に応じて)当グループに環境パフォーマンスに関係する入手可能な情報を提供することをサプライヤーに期待します。

該当する場合、これには、以下が含まれます(が、その限りではありません)。

  • 当グループの製品に関するライフサイクルの査定、
  • 当グループの製品の廃棄フットプリントに関係するデータと情報、
  • 当グループのスコープ3排出量に関係する二酸化炭素削減計画

BAT グループの環境方針に関する声明に 沿って、サプライヤーには次の優先分野に おける環境への配慮を奨励しています。

  •  気候変動への取り組み、
  • 廃棄物の削減と循環型経済への移行、
  • 生物多様性と森林の保護、および
  • ウォータースチュワードシップ。
 

気候変動への取り組み

サプライヤーには、次の目的で、温室効果ガス(GHG)排出量に関する環境パフォーマンスを管理、監視、および維持することを期待しています。
  • 自社のGHG 排出量(スコープ1 および スコープ2)を把握する。
  • 自社のGHG 排出量を削減する。
  • サプライチェーンのGHG排出量(スコー プ3)を把握する。および
  • サプライヤーと連携し、サプライチェーンのGHGを削減する。

最低限、サプライヤーには次のことを 期待しています。

  • 2030年までに、購入電力の100%を再生可能エネルギー源から取得することを達成すための合理的な努力をする。
  • スコープ1 およびスコープ2 の排出量を BAT グループに報告する(要求された 場合)*。

サプライヤーには、次に示すことに取り組 むことを期待しています。

  • BAT グループへの、スコープ3 の排出 量に関する報告(要求された場合)*。

サプライヤーは、関連性があり実行可能な場合、次のことに取り組む必要があります。

  • GHG[CO2e]マネジメントシステム(例:ISO 50001、PSA 2060)を導入する。
  • バリューチェーン全体で、遅くとも 2050 年までにネットゼロの目標を設定 する。
  • スコープ1、スコープ2、スコープ3の排出量に関する外部検証済み報告書を提供する。および
  • 製品およびサービスの一次データを (LCA を通じて)特定の排出係数に改 善する。

* GHG 算定および報告基準の詳細につい ては https://ghgprotocol.orgをご覧く ださい。

 

廃棄物を無くし、循環型 経済に向けて前進する

サプライヤーには、長期間にわたってより少ない資源を使用し、廃棄物を減少し、製品とプロセスの再利用、リサイクル、循環性を可能にすることを期待しています。

サプライヤーは、BATグループの包装用に提供するすべての材料が、完全に再利用、リサイクル、または堆肥化できる設計であることを保証しなければなりません。

サプライヤーには、BAT グループに包装目 的で提供される材料にリサイクル素材を含 めるよう取り組んでいただくことを期待して います。

サプライヤーは、関連性があり実行可能な 場合、再生可能資源の使用の増加やバー ジン素材の使用の削減を含むがこれらに 限定されない、製品の循環性を考慮した 設計に向けて取り組む必要があります。

 

生物多様性と 森林の保護

サプライヤーには、必要に応じて、自然を保護、保全、再生するための措置を講じ、BATグループに提供される製品および製品材料のサプライチェーンにおける森林破壊のネットゼロを目指すことを期待しています。

木材および木材パルプベースの材料(一次および二次包装、上質紙、アセテートトウおよびPOS材料を含むがこれらに限定されない)および葉のサプライヤーは、森林破壊および転換のない(DCFステータス)材料およびタバコを、可能な場合は独立した認証を得て、持続可能で追跡可能な供給源からの木材で生産または硬化(該当する場合)することが期待されています。

サプライヤーは、関連性があり実行可能な 場合、自社の事業とバリューチェーンにお ける生物多様性の依存関係と影響の理解 に向けて取り組む必要があります。

 

ウォーター スチュワードシップ

必要に応じて、サプライヤーは取水量を削 減し、事業全体で水のリサイクルを増やす ことを期待しています。

サプライヤーは、世界資源研究所(wri. org)などによって定義されているように、 事業を行っている地域の水リスクレベルを 認識していなければなりません。

サプライヤーには、水不足の脅威にさらさ れている地域に焦点を当て、自社の事業と バリューチェーンにおける水の依存性と影 響を理解することに取り組むことを期待し ています。

サプライヤーは、適切かつ実行可能な場 合、理想的にはアライアンス・フォー・ウォー ター・スチュワードシップ基準(https:// a4ws.org/about/)に準拠するか、それと 同等のレベルに基づいて、運用上およびサ プライチェーンの水リスクの軽減に向けて 取り組む必要があります。

 

スコープ3 排出量とは?

二酸化炭素排出量は、持続可能な開発 のための世界経済人会議(WBCSD)の 温室効果ガス(GHG)プロトコルにより 3 つのグループ、つまり「スコープ」に 分類されています。
  • スコープ1:組織が所有または管理し ている資源からの直接排出。
  • スコープ2:組織が消費した購入電力、水蒸気、加熱および冷却により生成される間接的な排出。
  • スコープ3:購入した商品やサービス など、組織のバリューチェーンにおい て発生するその他すべての間接的な排 出。
 

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